司書のおすすめ(令和5年5月分)

ミニフェアの本

新着図書コーナー横・6/19まで

図書館では、月に一度、司書のイチオシ本を紹介しています。
月に1冊、手書き・イラストあり等、司書の熱い想いのこもった紹介文付きです。
今月のおすすめはコレ!

アルバうつくしいうみをまもった100さいのさかな』 ララ・ホーソーン∥作・絵 新沢 としひこ∥訳 石垣 幸二∥監修

深い海の底の美しいサンゴ礁の町で暮らしているオレンジ色の魚、アルバ。
美しいものを見つけることが得意ですが、アルバの周りから、
段々と美しいものがなくなっていきます。
この絵本は「SDGs」の14番目の目標「海の豊かさを守ろう」をテーマにしたおはなしです。
海洋汚染が及ぼす影響について、考えるきっかけになればいいなと思います。
絵本全体が原色で彩られていてとても美しく、見とれるほどですが、海がよごれてくるにつれて、
ページの色もくすんでいき、このままじゃいけない!と、視覚でも感じられます。
美しい物を見つけることが得意なアルバは、美しい心を持った少女と出会い、
美しい海を取り戻しました。